01 / INTERVIEW
顧客や社会のニーズを
キャッチするフロントランナー
デジタルイノベーション事業本部 Ai.T
システム開発エンジニアとしての業務を経て、システム営業に配属。
企業・自治体向け健康管理システム「コンレポ」の営業を担当。
IT業界を選んだのは、私が就活していた頃は、とにかく「IT」という言葉が流行っていたから。今思うと、ミーハーな志望動機ですね(笑)。入社前は、パソコンと向き合う仕事というイメージでしたが、実は、人とのコミュニケーションがとても重要な仕事なんだということを入社後に実感しました。システムを作るには人と話さないことには進んでいきません。もともと、私は人と話すのが好きなので、良い意味で意外に感じた部分でした。
入社後、システムの設計や開発、プロジェクトマネージャー補佐、ハードウェアの保守など、担当業務の幅を広げた後、自ら希望して、システム営業に。いろんなことに挑戦してみたい性格なので、さまざまな業務を経験して、「次は、お客様と直接関わることができる営業の仕事がしてみたい」と思いました。当時の営業の先輩方は自己管理能力が高く、時間の使い方が上手で。私もそのように成長していきたい、という思いもありました。
私が営業を担当しているのは、ミライト・ワン・システムズが独自に企画開発した、健康管理クラウドサービスの「コンレポ」です。コンレポは企業/自治体向けの情報システムで、働く人の健康を管理・サポートに活用していただけるサービスで、すでに、大手企業や公共団体等にも導入していただいております。この「コンレポ」をより多くのお客様に導入していただくため、新規顧客開拓を中心に幅広い営業活動を行っています。
私の場合、商談を通じてお客様に契約していただくという営業活動だけでなく、不特定多数の方に「コンレポ」をPRしていくためのマーケティング活動に注力しています。例えば、さまざまな展示会などで開催されるセミナーやウェビナー(オンラインセミナー)に登壇して、「コンレポ」の機能をご紹介するとともに、健康と安全、健康経営といったテーマについて、当社の考え方をお話させていただく機会も多いです。そうしたPR活動から得られるお客様の反応を開発チームに連携しています。
営業の仕事で大事なことは、やっぱりコミュニケーションです。私も営業の仕事を始めてからわかったのですが、お客様はそれぞれの事情の中で、今日は「欲しい」とおっしゃっていたものが、明日は「いらない」となることもしばしばです。お客様のニーズや課題をしっかりとキャッチしていくためには、丁寧さを忘れず、スピード感を重視してコミュニケーションをとるのが大事ですね。
オンラインでの商談は、小さな画面越しなので、相手が考えていることがわかりづらいのが難しいところだと感じています。オンラインでも円滑なコミュニケーションができるように、私が工夫しているのは、質問をたくさんすることです。「コミュニケーション力=質問力」と書かれている本もありますが、人は相手から質問をされることで、「この人は自分に興味を持ってくれている」と、好感を抱くものだそうです。うまく質問をしていくための「質問力」を高めていけるように、プライベートでも、会う人には積極的に質問をするようにしています。就活中の学生さんも、授業などでたくさん質問するタイプの方や、「聞き上手」な方は、営業で即戦力になれるかもしれないですね(笑)。
営業の仕事をされている方のインタビューなどを読むと、「お客様から『導入してよかったよ』とか『ありがとう』という言葉を聞けた時が、営業をやっていて嬉しい瞬間です」みたいな話をよく聞きますよね。もちろんそれも嬉しいのですが、私の場合は、お客様と信頼関係が築けて、何気ない会話ができるようになった時がいちばん嬉しいと思っています。例えば、お客様から「コンレポ、すごく良いから、うちのお客さんにも紹介しておきますね」っていうメールが届いたり、私が出演したウェビナーをたまたま見てくださったお客様が「見たよ!」って一言だけメールをくださったりとか、そういう瞬間がすごく嬉しいですね。それをきっかけに、さらなる契約にも繋げていきたいというモチベーションも上がります。
ミライト・ワン・システムズは、誰かが困っている時には、部署などに関係なく皆で助け合う、本当に良い会社だと思います。社員同士の仲も良くて、私は、プライベートでも会社の方と仲良くしています。もちろん、営業のミッションはあくまで売上・利益ではありますが、楽しみながら目標に取り組んでいける環境だと思います。これから入社される皆さんとも仲良く手と手を取り合って、一緒に成長していけたらいいなと思っています。